【活動報告】あしずり遍路道を整備しました。レポート1
去る2023年11月25日・26日の両日、高知県足摺岬の遍路道を整備してきました。
天候もよく、地元「あしずり遍路道保存会」の方に案内をしていただき、
遍路道を確認、お遍路さんが迷いやすい所に道標を設置しました。
念のために草刈り機を持っていきましたが、草が茂るなどで通れないところはなく、草刈り機の出番はありませんでした。
スタートは以布利の港にある「じんべえ広場」です。
以布利の遍路道近くにあるじんべえ広場では、休憩所とトイレがあり、なんとシャワーも使えます。
遍路道は港から南へ行き、海岸を歩きます。（荒天時は通れません。無理は禁物です。迂回をお勧めします）
海岸を歩きます。
この奥に遍路道があります。ここから登りますが、わかりにくいので注意してください。
遍路道は谷へ降りて川を渡り、また登ることを繰り返します。
降り口が分かりにくいので、ここも注意です。
当会の古い道標です。倒れていたのをお遍路さんが立ててひもで括り付けてくれました。感謝。
鯨道も歩きました。
鯨道の入り口です。ここもわかりにくいです。
入り口にシールを貼りました。
クラウドファンディングで足摺岬の遍路道の整備のための費用を募集したところ、
多額のお金が集まったということで立派な橋が何カ所も架かっています。
これは、ほかの地域にとって、うらやましい限りです。
さらにはクラウドファンディングの余剰金ができたということで、
そのお金を使って、丁石に看板を設置しています。
鯨道には古い丁石が残っています。何が書かれているか、看板がありわかりやすい。
古い地蔵がお遍路さんと地域の人々の営みを見守ってきたんですね。
古い遍路道は車道から何度か道を外れています。
分かりにくい所に道標を設置しました。
