去る9月9日、愛媛県八幡浜から大洲に抜ける古街道(遍路道)を調査しました。
へんろみち保存協力会と「四国へんろ道文化」世界遺産化の会の共催です。
かつて、八幡浜に上陸したお遍路さんは、この夜昼峠を越えて大洲を目指しました。所々に古街道(遍路道)を示す、道標や地蔵や大師堂、遍路の墓なども残っていました。
この日はまだまだ暑く、参加者は汗だくになりながら急斜面を登り、調査をしながら、いにしえのお遍路さんや旅人の苦労を偲びました。
調査レポート
八幡浜の地名の由来となった「八幡宮」前からスタートです。
街道の雰囲気が残っています。
このあたりで街並みは終わります。
千条川沿いには道中を見守り続けていた地蔵尊が。
峠の登り口手前には大師堂がありました。
廃校となった川之内小学校の手前を登ります。ここから峠道です。
登り口の道標が目印です。
結構急坂でした。
風情ある道を進みます。
草と葛のつる、雑木が茂っているところがありました。ちょっと打ち払いながら進みます。
登りの途中には双子地蔵が。
峠ピーク付近です。
下りは林道や車道と交差しているので、注意が必要です。
58番仙遊寺のご住職にご参加いただきました。
地蔵尊がありました。
お遍路さんのお墓がありました。屋根付きの祠は大切にされてきた証です。
峠を下った先にも大師堂が。
もうすぐゴールです。今回は伊予平野駅がゴールです。
伊予平野駅から大洲の中心部まで、今回は歩けませんでした。
またいつかコンプリートを目指します。
ご参加いただきました皆様ありがとうございました。