へんろみち保存協力会

【活動報告・へんろみち】2025秋の遍路道調査会、大月町から宿毛市にかけて調査しました。

去る2025年12月6・7日にかけて、高知県の足摺岬と宿毛市の間にある、大月町の月山遍路道の調査をしました。

2025年では3回目の調査会です。主に旧遍路道がどうなっているのか確かめてきました。

1日目(後半)以降と、2日目のレポートです。

・38番金剛福寺から39番延命寺の間の遍路道(海側の一番長いルート)

2.大月遍路道(おおつきへんろみち)

協力会の感想:現在は国道を歩くお遍路さんがほとんどだが、古い道も歩いてほしい。

赤泊の音無神社から姫ノ井集落へ向かいました。

今回は姫ノ井から春遠(はるど)の春遠鷣神社(跡)へ行きますので、その間に2カ所道標を設置しました。

姫ノ井集落の手前に設置しました。

春遠鷣神社は現在、他の神社と合祀されています。お社のみ寂しく佇んでいます。

ところで、春遠鷣神社は「いんじんじゃ」と表記しているものと「はいたかじんじゃ」と表記しているものがあり、どっちなのでしょうか。

江戸時代は寺院も神社も参拝していたので、この神社も参拝の対象だったようです。

その後、大月町清王には大師堂があり、そちらにも行ってみました。

普段はほとんど誰も訪れることがないので、大勢がやってきて、きっとお大師さんもびっくりしているでしょう。

大師堂の大杉は枝が下まで垂れ下がり野性味があります。

人と比べてこの大きさです。一見の価値がありますね。

 

1日目は、ここで終了。帰りに宿毛の道の駅すくもサニーサイドパークへ立ち寄ると、

ちょうどタイミングよくきれいな夕日と出会えました。

これまでも多くのお遍路さんがこの風景を眺めてきたのでしょうね。

 

2日目は清王の国道321から分岐する道に道標を設置しました。

ここは地面が固く刺さらないため、少しずらして設置しました。

大月町の古い遍路道は大半が使われなくなって消滅しかかっています。

次、紹介する道は大月町弘見の集落の手前の遍路道ですが、

一部歩けなくなっています。

この先は道が無くなっていたため、迂回をしました。

この道には、金積寺と弘見神社があります。

弘見神社

大月町の寺院と神社は、いずれもきちんと整備されていました。

地元の方々の信仰の厚さを感じます。

国道と並行する形で旧遍路道が通じています。

大月町弘見の集落にも大師堂がありました。

この大師堂もきちんと整備されていました。

新しい大師堂です。

風化のためか、元々そうなのか、このシンプルさがたまりません。味わいがある石仏です。

この後は大月町伊与野にある伊与津大師堂を訪ねてみました。

大師堂の近くを流れる伊与野川は現在よりも大きく蛇行していたようです。

遍路道は氾濫原から離れた山すそを進みました。

道標を設置しました。

伊与津大師堂の大師像です。建物は古いですが、中はきれいに整頓されていました。

大師堂前の六地蔵。花に囲まれ何だか幸せな感じです。

 

さて、今回の調査会はここで終了です。いつも目一杯詰め込んだ計画を立てるため、調査のやり残しが出てしまいますが、次回にお預けです。

会員の皆様、今年も調査会を行いますので、奮ってご参加ください。

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