【へんろみち】野井坂遍路道の豪雨被災状況
「四国へんろ道文化」世界遺産化の会の
皆様より情報提供いただきました。
(以下、遺産化の会と略称で記載させていただきます)
7月15日の遍路道点検に引き続き
(そのときの記事はこちら→八丁坂、三坂峠付近の豪雨被災状況 )
中道ルートの徒歩区間 北端の野井坂へんろ道
愛媛県宇和島市祝森~野井坂峠~津島町野井約3km)の
点検調査を遺産化の会の8名で実施されました。
中道ルートはかなりの被害があったそうですが
徒歩での点検調査をされたので、かろうじて通行可といったところでしょうか。
沢筋の岩石押し出し、路肩崩落、水切り不全、倒木など
今後も相当な作業が必要だということです。
また、同日には
地図編P50(50-3)宮﨑橋 を仮修復
宮﨑橋は河川の増水時は上部の丸木部分だけが外れる流れ橋構造です。
こちらを遺産化の会の方が応急的に仮復旧作業をしてくださいました。
川の真ん中に、元からあった橋脚代わりの大きな石が流れ、
移動していたので、片岸だけの復旧となったとのことですが、
流れにも手を加え、足を濡らすことなく川を渡ることが
できるようになったそうです! ありがとうございます。
中道ルートの復元には、当会も協力してまいりましたので
今後の保全作業にも参加し、お手伝いする予定です。
「四国へんろ道文化」世界遺産化の会
↑遺産化の会のリンクをはっていますので、ぜひご覧ください。
会員も募集されています。